教員時代、車いすの男の子と女の子を受け持ったことが、歩き方に興味を持ったきっかけ。

その子たちの歩く練習をするのですが、本当に立ち方歩き方がわかりません。リハビリの先生に聞きながらの指導でした。歩行に興味を持った私は特別支援学校の重複学級に異動させてもらえました。

子どもたちに指導をしつつ、でも自分はお手本になれていない。。。ますます歩くことに疑問を持っていきました。

 

ゆるかかと歩きとの出会い

そんな毎日を過ごす中、ふと気が付くと巻き爪が酷くなっていました。昔からある魚の目も含め、痛みはどんどん酷くなっていきます。

当時の歩き方は「美脚ヨガ」で教わった、世の中一般的に良いとされる歩き方。でもいくらフォームを気にして歩いてみても痛みは酷くなる一方で、良くなる気配はありません。

そんなある日、藁にもすがる思いで治療法をネットで調べていたところ、「ゆるかかと歩き」と出会います。「足の症状の多くは足の使い方で治る!?」とありましたが、それは私にとって目からウロコでした。

半信半疑で書籍を購入しやってみたところ、今までのつらさや痛みがウソのように、足が楽、軽い!

これまでの状態から比べれば、「立ったまま寝られるんじゃない!?」と思うほど足は安定し、まっすぐ立つことも苦も無くできていました。

ゆるかかと歩きを意識してできた日の夜は足が浮腫んでいない。

この歩き方は成果がすぐに直接足に出るのでとても分かりやすく、その分効果を痛い程実感できたのです。

長年の悩みだった足の問題が消えていくにつれ「足で体が変わる」という重要なことを、みんな気づいているのだろうか、私の様に気づかず苦しんでいる人も多いのではないか、と思うようになります。

世の中のまだ知らない人たちにゆるかかと歩きを伝えたい、という気持ちでいっぱいに。子どもに教えるよりも大人に教えた方が広まるぞ‼️

そういう思いで起業しゆるかかと歩き指導施設を開業したのです。

今まで私は正しくない生活習慣に苦しんできて、それを正しい生活習慣に改善することで救われました。

なので今度は正しい足の生活習慣をみなさんに伝え力になる番だと、毎日頑張っています!