浮腫み(むくみ)知らずになれるの?
「今日はデスクワークばっかりだから足が浮腫むわ。」
「今日は立ち仕事ばっかりだから足が浮腫むんだわ。」
「最近運動不足で浮腫むのよ。」
「筋力がなくなっちゃったから浮腫むのよね。」
このような会話をしていることはありませんか。
浮腫みとは、なんらかの原因で皮下組織に余分な水分がたまることです。
浮腫みは、本来の足のラインより太く見えるようになったり、代謝が低いままなので冷え性につながったり、ダイエットをしても痩せにくい体になったり・・・いいことは一つもありません。
では、なぜ浮腫んでしまうのでしょうか。
ここでは、内臓疾患以外の原因で起きる浮腫みについてお話をします。
みなさんは、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用により血液が循環することを聞いたことがあると思います。これが順調な方は浮腫んでいないはず。
ですから、立ち仕事の方が浮腫みやすいのは確かですね。しかし、多少なりとも足を動かすことはあると思いますので、筋肉のポンプ作用により血液が循環できるはずです。
ということは、浮腫む人の足は、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が正しく働いていないということになります。
では、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用を正しく使えていない原因は何なのでしょうか。
原因は、重心のかけ方なのです。前傾姿勢・前重心でいると、常に足首で体を支えることになり、足首に過剰な負荷をかけてしまします。これによってふくらはぎの筋肉が緊張状態になって硬くなり、ポンプ作用が正しく働かなくなってしまっているのです。前傾姿勢、前重心にしてふくらはぎを触って見て下さい。硬くなっていますよね。
前傾姿勢・前重心の方は、立っているときや歩いているときには、常にふくらはぎが硬くなっているのです。
ふくらはぎの筋肉が硬いばかりではポンプになりません。柔らかい筋肉、硬い筋肉が交互に作用してこそ、血液が循環できるのです。
それならば、どうすればふくらはぎの筋肉のポンプ作用を正しく使えるようになるのでしょうか。
このことについて分かりやく、
一般社団法人ネイティブウォーキング協会 代表 中島武志がyoutube動画を挙げています。
こちらをご覧ください。
いかがでしたか。
答えは、今していることと真逆でしたね。重心をかかと側に置くことでしたね。
一日そうするだけで、夕方驚くほど足は浮腫みません。そして余計な力を入れずに済むので、疲れにくいです。立ち方歩き方を正しくするだけで、夕方の足の太さを気にする必要がないなんて目からウロコですよね。
浮腫みにお悩みの方は、今すぐ立ち方歩き方を意識してみましょう。