老人歩きになってしまう人
ご高齢の方でも、背中まっすぐのまま歩くことができている方もいれば、背中が曲がり、いわゆる老人歩きになっている方に分かれます。
老人歩きとは(内臓疾患等の理由は除きます)
○よちよち歩きになる。
〇前傾姿勢になる。
○足があがっていない。
以上のような歩き方です。この歩き方のデメリットは、
▲つまずきやすい。
▲長距離歩けない。
▲バランスが取れずに転倒しやすい。
となります。そんなの言われなくても分かりますよね。どうせなら老人歩きになってアレコレ心配するよりも
「いくつになってもシャンと歩けとるねえ。」
と言われたいものです。できれば両親もそうあってほしいものです。
では、どうして老人歩きになってしまうのでしょうか。
それは、今がどのように歩きているかで決まります。今の歩き方が
「力強く歩こう!!」
この意識が強い方は老人歩きを招いている可能性が非常に高いです。
なぜならば、力強く歩こうとして踏ん張ろうとするからです。
踏ん張ろうとする。
↓
足裏の前部分に体重をかける。
↓
前傾姿勢になる。
↓
体が前に傾いている
↓
体の上半身が前にあって邪魔をして、後ろに足があるから足をあげることができない。
↓
上半身を旋回させて歩けない。
↓
よちよち歩き・・・・・・・老人歩き
となっていきます。
ではどうすれば、老人歩きなることを防ぐことができるのでしょうか。
それでは、
「老人あるき」について分かりやく、
一般社団法人ネイティブウォーキング協会 代表 中島武志がyoutube動画を挙げています。
こちらをご覧ください。
いかがでしたか。
あなたの歩き方はいかがですか?
私は今まで、筋力低下のせいで老人歩きになると思っていました。力がなくなるから足が上げることができない・・・と。
まさか踏ん張りすぎが原因だとは思いませんでした。実際私は若いころから
「力強く歩こう!!」
としていたので、体力筋力に自信はあるのにも関わらず、何もない所でよくつまずき、疲れやすく(家族と買い物に出かけても、私だけ座りたがる)浮腫みがひどかったです。
早くこの正しい知識が広まってほしいものです。